人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

北八ヶ岳天文台の日々

kita8mt.exblog.jp

月面X

明日19日17時40分ごろ月齢7.5の月面上で「月面X」が見られます。

写真は2018年3月24日に撮影したものです。(〇で囲んだ部分)
月面X_b0069126_17170377.jpg
上弦まえごろの月の欠け際で、クレーターに囲まれた丘の部分に太陽光があたると、アルファベットの「X」の文字のように見えることがあります。
月の首振り運動の関係で毎月見られるわけではありませんが、今年に限って言えば偶数月には見られるようです。
肉眼では難しいので、10倍程度の双眼鏡があれば見つけられると思います。
他にも「L」や「V」「E」などもありますので、探してみてください。

今後の予報
4月19日20時20分
6月17日20時50分
8月15日20時00分
10月13日19時50分
12月11日21時50分
(データはアストロアーツ星ナビ2021年1月号特別付録より)

荻原

# by kita8mt-12304 | 2021-02-18 20:11 | 宵の部 | Comments(0)

初日の出 2021

初日の出 2021_c0085984_16274772.jpg
皆様

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

コロナ禍での新年となり、本来なら出歩かないのがベストなのでしょうが、毎年私が訪れる「袴腰」は例年から誰も来ない(小諸眺望100選の31番だぞ!(笑))ところなので、実際今年も誰もおらず、静かに初日の出を拝めました。

なにより今年は袴腰で迎える40年目の節目となりまして、
今でも1981年1月1日に初めて見た「初日の出の神々しさと強烈な寒さ」は忘れられず、今日に至った次第であります。

さて、一日も早く「日常」が戻ってきますように、来年もここに来られますように。

荻原





# by kita8mt-12304 | 2021-01-01 18:55 | 明の部 | Comments(4)

3ショット

3ショット_c0085984_14550352.jpg
間もなく大接近となる木星と土星に三日月が接近する様子が見られました。
右上の上が土星、下が木星です。木星は衛星も写っています。
2020年12月17日 17:16 EOS7D Nikon ED NIKKOR 300mmF4

3ショット_c0085984_16205085.jpg
TOA130 25mmアイピースで拡大撮影 望遠鏡なので上下さかさまです。
12月17日 17:41

12月21日に木星と土星が最接近となりますが、25日ごろまでは倍率は随時かわりますが、天体望遠鏡の同一視野で観望出来ると思います。
ご都合よろしい方、18:00ごろまでなら観望できますので、お出かけください。

次回、木星と土星の大接近は2080年です。


荻原

# by kita8mt-12304 | 2020-12-18 15:13 | 宵の部 | Comments(0)

野口さん搭乗のISS

野口さん搭乗のISS_c0085984_18491825.jpg
 昨日、野口さんが到着したISS(国際宇宙ステーション)の光跡です。

射手座から見え始めやぎ座を通過して水瓶座で地球の影に入っていきました。
右下の明るいのは四日月でその左上に木星と土星が並んでいます。左の一等星はみなみのうお座のフォーマルハウトです。

明日以降もISSは見られるので、「きぼうを見よう」で検索してみてください。

2020年11月18日 18時18分から177秒露光 ISO200 WB4000k EOS7D シグマ17-35m F2.8→f4
DPPで現像 PSでリサイズ

荻原

# by kita8mt-12304 | 2020-11-18 19:10 | 夜の部 | Comments(0)

ネオワイズ彗星

久々の“肉眼彗星"として話題になっている
「ネオワイズ彗星(C/2020F3)」をようやく見ることができました。
ネオワイズ彗星_c0085984_13412523.jpg
画角の中央よりやや右下、雲のすぐ下に写真では白く尾をひく「ネオワイズ彗星」が写っています。上の方には、北斗七星のひしゃくの柄の部分の星が写っています。
東御や上田方面の街明かりの影響で肉眼では見られませんでしたが、8倍の双眼鏡では十分彗星に見えました。
ゆっくりとに南東方向(左上)へ移動していきますが、太陽から遠ざかっているので今のうちに見ておいてください。
「今生の別れ」となる彗星ですから。

2020年7月18日 21:06 撮影地小諸市みまき大池

荻原

# by kita8mt-12304 | 2020-07-19 14:22 | 夜の部 | Comments(0)